wazumi32のブログ

節約と、子育ての日々の記録です。趣味は漫画を読む事。家族のレジャーはバイク、旅行、キャンプ

おっぱいで 赤ちゃんおぼれる 溜まり乳

第二子の娘は、上の子と比べておっぱいを飲むのが下手みたいです。

出産まで、正直言えばそこまで大きな大きな愛情を抱いていたわけではない第二子。

 

第一子の母親学級だったかな?

出産の痛みの時、お腹の中では赤ちゃんも苦しいのだという話を聞きました。

 

第二子の出産の時にふと思い出して、今回は立会いがいなかったので、「一緒にがんばろうね」と思いながら産んでいる時。

 

産まれて、カンガルーケアでおっぱいのところにやってきて、「あ、この子はおっぱい探すの下手なのかな?」と娘の個性を知った時。

 

一気に愛情が膨れ上がって、なんて可愛いんだろうと思うようになりました。

 

 

息子はカンガルーケアの時にすぐにちょっとよじ登りながらおっぱいを探し当てたので、

「人間も産まれた時から生き方を知ってるんだ!」

と感動したりもしたんですが、

娘の時は「出来ない子もいるんだなぁ...」と思いながら、目の前の吸付けていないのを見ていました。

 

新生児を抱っこした途端に、忘れていたおっぱいのあげ方の記憶が蘇り、

乳首が柔らかくなっている事もあって、授乳はとても楽です。

上の子の時は浅く咥えさせてしまって、乳首が切れてしまったのですが、今回はそういうトラブルもなく、産後1週間で溢れるほど母乳が出る溜り乳になりました。

またおっぱいが痛いと苦しむのか...と思っていたら、産後2週間でもう差し乳っぽくなりました!∑(゚Д゚)

溜り乳だと、出かけたりしても後悔するくらい胸も肩も痛くなるし、乳腺を押すと潰したホースのようにビャーっと母乳が出るので、赤ちゃんが溺れてるみたいにむせちゃうんですよね。

トーチャンが見てるから寝ていいよとミルクを用意してくれても、おっぱいが痛いから自分が起きるしか道はないという母親という役割の負った業を感じる事ができます。

 

 

上の子は飲むのもゲップも問題無かったけれど、下の子はおっぱいがあるのに反対に口を持って行くので心配になります。

昨日、お腹がいつもより張っている気がして、おっぱいを飲むたび吐くし、うんちの回数も何となく少ないし、機嫌も何となく悪いし...で、おへその赤みも気になっていたので、救急の時間でしたが、電話して診てもらえるというので病院へ。

子供の心配事は様子を見ようと夜通し不安がって過ごすより、パッと見てもらった方が安心出来ます。母親の自分が戸惑っている、狼狽えていると思ったら電話相談するようにしています。

 

救急に案内されてから1時間ほど待ちました。緊急性のある怪我や病気ではないので仕方ないですね。

服を脱がせるなり、

「ドウキショウ(?)だね。」

と先生。

カンチョーしようと思ったけどやめた、と言われました。

原因はゲップが出来ていないこと。

毎回ゲップを確認していたのですが、もっと出させなければいけなかったようです。

胸の上でうつ伏せにして背中を叩いてから寝かすようにしました。それからうんちが出てお腹も普通になり、おっぱいを吐き戻す事はなくなりました。

 

 

悪い子じゃないもん...息子は3歳のイヤイヤ期

他所の子を側から見ていると、

 

「ちょっと怒りすぎなんじゃ...。」

とか、

「あの子、他の子よりしっかり出来てるのに...。」

 

と、口出ししたくなる場面があったりします。

 

子どもが可哀想、だけじゃなく、

怒ってるお母さんも悩んでいるのがわかるんですよね。

だから、

「そんなに怒らなくても良いんじゃない?」

と言ってあげたくなっちゃう。

 

しかし!

それは救われる言葉にはなりようもない。

自分の子育てが間違っているのか?という不安を増幅させ、よりイライラするだけなのです。

 

(言わなくて良かった...。)

 

それがわかったのは、自分の息子がその段階を迎えたから。

 

産まれたばかりの妹が大好きなお兄ちゃんですが、やっぱり寂しいだろうとスキンシップは取るようにしていました。

 

でも、

食事のクチャクチャ食べと箸を舐めるのを何度注意してもやる(日毎、回数は減少)

トイレに行きたくなくておしっこをちびる。

 

上の問題はそれぞれ、

最低限の食事のマナー。

トイレ?と聞いても「違う」と嘘をつく。

 

私の中で、「これだけは叱る」と決めているラインを何度も何度も越えてきます。

これだけは叱る、それは教育方針なので、見かけて見逃すわけにはいかない。

小賢しくなってきた子どもは、わがままを通したい欲と怒られるのが嫌の間をうろうろしている。

時間をとってがっつり話して、子どもがわかっていてくれても、行動が伴わないようなのです。合理的な判断が出来る子どもなんてそういないですよね。

 

叱ってばかりいると、怒りたくないのに怒らせる事に腹が立ってきます。

それで、小さな事にもイライラ苛々してしまう。ちょっと乗っかってくるとか、足にチューしてくるとか、テレビを見て返事をしないとか、赤ちゃんを強く触り過ぎているとか。

 

何で言われたことをやめないのか。

 

悩んでいた時、遊びの最中にトーチャンの目に子どもが指を突っ込んでしまいました。

「ぎゃー、目が!!」

と大げさにのたうちまわるトーチャン。

息子がごめんなさいをしないため、

「もう目が見えなくなる。救急車呼んで。」

と倒れていました。

 

すると、大泣きする息子。

「泣いたってどうにもならないでしょう、ごめんしなさい。」

と言うと、

「わざとじゃない...。」

と泣きわめきます。

それでしばらく泣いた後、

「僕は悪い子じゃないもん...。」

とポツリ。

 

しばらくしてごめんなさいをして、トーチャンの視力は無事に復活しました。( ´△`)

 

でも「悪い子じゃない」って言葉に、私は「ああ、そっか」と反省したんです。

 

最近人の話を聞かないことが多かったので、「悪い子だね」という怒り方をしたり、

どうしたら、と悩んで息子を見ているうちに、

「今のはわざと」「こういう時は嘘ついてる」と分析した事を話していたり、

息子が赤ちゃんに近づく度に、

じじばばやみんなが「優しく」「気を付けて」と毎回毎回言っていたり。

 

息子にしてみれば24時間、疑われて監視されているようなもの。

 

悪い子の前提で全てを見られていたのかな、と。

 

 

息子がやたら貼り付けたような笑顔を向けて来るので、「気持ち悪いヤツだな」と普通に捉えていたんですが、ごめんよ息子。

カーチャン、最近そういう笑顔を向けていなかったかもしれないね。

 

ちょっと意識して言葉かけを変えてみようと思いました。あと、口角を上げて笑うように。

本当は、息子より良い子はいないって思っているよ。

 

すき屋のキムチ牛丼は前のネギじゃない方が好きだった。

 

第二子妊娠中は和風だし?のにおいが一番嫌でした!

何ともいえない、鼻腔あたりをうじゃむじゃさせる嫌な感覚。

牛丼なんかは手が付けられないくらい気持ち悪かった。

 

出産してようやく悪阻が終わった今、無性に牛丼が食べたくなる。

 

私はすき家が好きです。

吉野家も好きだけど近くにはなく、松屋は定食を食べてしまうので、

牛丼と言えばすき家

7年くらい前、Wワークですき家でバイトしようかなと思った時に、

WワークOKとしながら、こっちはもう働いてると言ってるのに

平日の昼間じゃなきゃ面接はしないだとか、

「なんて傲慢な会社なんだ!」

と思ったりもしましたが。

色々問題はあれど、あのトッピングのラインナップは捨てがたい。

 

というわけで、ほぼ一年ぶりに美味しくすき家が食べられる~。

本当は「にんにくの芽牛丼」が食べたかった。

でも今は無いみたい…。

じゃあ定番の「キムチ牛丼+おんたま」にしよう。

 

…ネギキムチ牛丼…だと…?

 

キムチは好きだけど辛いのは苦手なんです。

ネギってたぶん、前より辛いよね…。

 

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やっぱり、めちゃくちゃ辛い!!

おんたまではしのげない辛さ。

少し迷った、「キムチとおんたまを自分で用意する」案にすれば良かった!

自分の中で黄金比だったキムチ牛丼のバランスが崩れてしまっている…。

 

我が家で使っているキムチは、

東海漬物プチこくうまキムチ小分け2パック

 

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近所のスーパーで98円です。

コスパは悪いんですけど、そんな日常的にキムチばっかり食べないし、

小分け包装で使い切るから冷蔵庫で臭い移らないので便利です。

 

味も甘みがあってちょうどいいので、

今度は牛丼を買ってきてそれを乗せようと思います。

 

すきすきセット、今はポケモンのお祭りグッズなので

息子は喜んでお子様カレーを平らげました♪

スティックサトシのピカチュウが当たって満足気です。

 

 

 

イヤイヤ期に怒るのは正しい?間違い?

最近、何かと反抗して来る息子。

 

 

もじもじしているので声をかければ、

「トイレじゃ無い!」と言い張って漏らす。

 

ご飯を出せば、「まずそう」。

 

気がそぞろで、絵本を読んであげている途中で違う遊びに行ってしまう。

 

何か教えようとすれば、

「違うよ、これはこうなんだよ、」

「出来る!」

とちゃんと話しを聞かない。

 

 

赤ちゃんがやって来たので優しく接しようと思っても、

怒ってばかりになってしまう。

 

だんだん息子が自分を怒らせる事ばかりする事に、イライラするようになってきた。

 

豆乳を飲もう...。

大豆イソフラボンで女性ホルモンを落ち着かせるのだ。

更年期にも良いという。

 

 

2歳くらいのイヤイヤ期とは違い、言葉が達者で腹がたつ。

なのに理解出来るはずのこちらの言葉は響かない。

 

前のイヤイヤ期の時も、色々努力したものの、

結局イヤイヤ期が終わった途端、

素直に出来るようになっていた。

 

「その時期に何を言っても無駄」なのか、

「言った積み重ねが結果になった」のか。

 

感覚的には前者だ。

 

今回はお行儀を教えているから難しい。

家では良いか...と思うものの。

 

この前、ふと思った事。

外でやったら困るから、と人目を気にして礼儀を教え、家では多少許しがちだけど、

将来、結婚して家庭を持った時に家族だからと甘えすぎる人にならないか。

 

でも、3歳で気にするのは早すぎるかもしれない。

息子が出来る子だと思う程、

さじ加減が難しい。

 

 

 

 

 

第二子出産の備忘録 上の子の変化。赤ちゃん返りとお世話好き

我が家は経済的に大変厳しい状況ですが、自然に妊娠出来るならば2人目が欲しいと思っていました。

自分たちが兄弟姉妹がいるので、歳をとった時、1人より兄弟がいた方が良いと思うからです。

もちろん気が合わないとか兄弟間のトラブルなんかはありますが、それは結果として...。

でもこの考えは、1人目のために2人目を望んでいるので、何が何でもかわいい1人目と同じように愛情を持てると言えるのか?という議題が夫婦間によく上がりました。

というのも、うちはお互い長男長女なんです。

 

息子1人で十分なくらい可愛いし、息子が産まれた時、私はまだ親じゃありませんでした。3年かけて、息子が私を親にしたのです。

第二子は既に親となった私たちの元へやって来ます。第一子が一番可愛いという話は、この成長の絆にあるんだと思います。

 

息子が3歳の誕生日を迎えてすぐに、第二子の妊娠がわかりました。幼稚園入園の申し込みなどをしていた頃です。

 

妊娠判定の為、産婦人科に行く時に息子を連れて行きました。預ける事も出来ましたが、何が起きているか知って欲しかったので。

病院で「お兄ちゃんになるのよ」と言われた時、息子は「お兄ちゃんになる」という自覚は持ったようでした。

 

私の幼い頃の記憶は3歳からあるので、この時期の親の振る舞いは大事だと考えていたのですが、妊娠したのでより上の子を考えてやらねば!と思いました。

しかし、2人目も1人目の時と同様、悪阻が収まらず、寝ているか吐いているかの状態に。

3月までは半分フルタイムでパートをしていました。同居の義両親に預けた息子は、仕事から帰って来たと思えばカーチャンに乗ってはいけないと怒られるし、気持ち悪いから寝てばかりの癖に悪い事をした時だけ怒られる私より、怒らないばあばの事が大好きになっていました。

 

「まだばあばと遊んでいるから」

 

挨拶はしっかり教えているのに、帰って来た私にお帰りも言わず、言う言葉はこれでした。

毎日寂しい思いをさせているから仕方ない。無理やり部屋に連れ戻しても、満足に遊んでやれないし。

悪阻で鬱になりがちなので、息子は向こうの子になればいいとふて寝したりしていました。

 

妊娠3-5カ月のこの頃は、

「赤ちゃんはいらない」

「悪い子だからやっつける」

(私の具合悪くさせている原因だと思って)

と言って私のお腹を叩こうとしました。

お腹を狙った時はトーチャンもカーチャンも物凄く怒りました。

息子の寂しさはわかっていましたが、4月になればずっと一緒に居られる、と辛抱の日々でした。

 

その反面、息子は公園など他の子がいるところに行くと、自分より小さい子に積極的に構うようになりました。

今までは一緒に遊べないようなお兄ちゃんお姉ちゃんが好きだったのですが。

そしてどちらかというと女の子をよく気にしているようだったので「次は女の子かも」なんて言っていました。

 

 

4月に幼稚園が始まり、産休にも向けて仕事を大幅に減らしました。義両親に頼んで働けば良いじゃないと言われる状況でしょうが、

ばあばとじいじでは、

「行きたく無いとごねて行かなかった」

という事態も想定できます...。

朝起きて一緒にご飯を食べる、出掛けるのも一緒に行く、一緒に帰って来て遊び、夕食の支度も一緒にする。

3年ぶりにようやく、一緒に生活する事が出来ました。息子のワガママも、精神的にも落ち着いたように思います。幼稚園も朝嫌がったりはしましたが、行ってしまえば楽しいようです。

「息子が大好きだよ」と言いまくったせいか、「カーチャン大好き」とよく言うようになりました。

幼稚園では泣いている子の涙を拭きに行く紳士だとか...お節介な気がしますが、他人の面倒を見ようという気持ちがあるようです。

 

妊娠6-8カ月、この頃はお腹におもちゃを置いて、「これはカーズのトミカなんだよ」と赤ちゃんに教えるようになりました。

どちらかと言うと寝込んでいる私と遊ぶ手段でもあったのでしょう。

 

幼稚園のお友達の家に遊びに行く事になりました。お家に3カ月の妹がいました。

赤ちゃんに実際に触れてから劇的に意識が変わったように思います。

かわいいかわいいと言っていました。泣いているのをあやす真似をさせてもらったりしました。

「もうすぐうちにも、赤ちゃんが来るんだよ」と言うと嬉しそうで、私のお腹をめくって赤ちゃんに内緒話をするようになりました。

 

 

暑くなって来ると悪阻も再び悪化して、用事以外ほとんど寝っぱなしになりました。

2人目は「早く出したい」ばかり。エコーもどうせ見えないし、赤ちゃんが来ると言って買い揃える物もあまりなく、ただ悪阻が終わって欲しいというだけ。

何だか急に不安になり、

「女の子は上手くやれないかもしれない」

と思ったりして。

 

9-10カ月、息子に「早く会いたいね」と言うと、「出て来ないで欲しい」と言ったりしました。

幼稚園で色々な言葉を覚えていたので、「ころしちゃおうか?」なんてとんでも無い事を言ったりもしました。

お腹の子関係で叱られると大泣きします。他の事で怒られた時とは違い、赤ちゃんの時のように「うわあああーん」と泣きます。

理由があったのに先生にいきなり叱られた時も同じような泣き方でした。

たぶん息子も不安に思っていたんでしょう。カーチャンは吐いてばかりだし...。

 

そんなこんなで、しかし突然に息子の妹は産まれました。

産まれた次の日に、ガラス戸越しに見るしか出来ない病院でしたが、産まれた子を見て息子は

「かわいい」と笑っていました。その次の日も見に来ました。

家では自分の事を頑張って、赤ちゃんを迎える準備も手伝ったそうです。

迎えに来た息子は赤ちゃんの足を触って、「小さい小さい」と喜び、抱っこしたいと言って、

赤ちゃんが泣けば

「カーチャン、大変、今、カーチャンを呼んで来るから!あ、どうしよう!泣かないで!」

とパニックになってあやしています。

うるさくて疲れる程です...w

 

私は産んでから入院した5日間で、すっかり娘のことも大好きになりました。2人で過ごす時間、久しぶりの新生児が可愛くて仕方がありません。

おっぱいも飲ませ方を思い出したので、授乳や睡眠にも余裕があります。

久しぶりに抱いた上の子が物凄く重く、手足もこんなに大きかったっけ?と不思議な感じです。

 

 

 

第二子出産の備忘録 陣痛〜出産まで

第二子は予定日より早いだろうと言われていたけれど、

本当に3週間も前に産まれてしまいました。

 

出産の前日に妊婦健診があり、内診で子宮口を診るために手を突っ込まれたのが起因では無いかと思います。痛かったなぁ。

 

朝、夢うつつに生理痛のような痛みがあり、

「まさか陣痛...?」

と思いながらグダグダと目覚めると、

破水が起きていました。

布団がグッショリとまではいかないですが明らかな異変。

産まれるなんて思っていないものの、マタニティ読本を見ると"破水は病院"と書いてあったので、トーチャンを起こし上の子の幼稚園の支度を頼み、病院に電話して陣痛タクシーを呼びました。

 

陣痛タクシーは登録しておいたのに、「今は配車が出来ず20分後になる」との事。これは良くあります。

陣痛タクシーを手配したまま、まだ完璧に揃ってはいない入院セットを持って先に捕まえられるタクシーがいればと一本通りに出たものの、家の側はタクシーが通る事が少なく、結局黒塗りの陣痛タクシーらしき車が家の方へ向かったので追いかけると案の定陣痛タクシーでした。

タオルを持つべきでしたが忘れてしまいました。幸い車内で色々出なかったので良かった。

運転手さんはとても運転が丁寧でした。

 

9:30 病院に着くと、診察まで30分くらい待たされる。痛みがほとんど無かったので余裕でしたが...。

10:30くらい。もう髪の毛が触れるくらいにはなっている、高位破水だろうという事で陣痛室へ。

11:30 じわじわ痛みが強くなって来る。スマホ銀魂を読みながら気を紛らわせ、「そろそろ産まれるかも」とトーチャンにメール。

 

12:30 全然痛くもならず昼食が来る。たまたまその日は冷やし中華で、とても食べ辛かった。

 

15:00 診察。先生が手を突っ込む。産道が柔らかくなっているとそれ自体はあんまり痛く無い。

急に陣痛へ変わる!上の子の出産の痛みを体が思い出し、やたら怖くなる。

 

15:30 完全破水。

陣痛時の呼吸を「ふー、ふー、」に変える。痛い時はもう銀魂を読んでなどいられない。

隣室の分娩室から出産の叫び声、怖い。

反対側の陣痛室から、苦しそうな声と陣痛促進剤の説明と深刻そうな状況が聞こえる。

私は軽い方だ...となんか遠慮する。

 

一時、赤ちゃんの鼓動が弱まっていると看護師さんから説明がある。モニターが付いていれば、異常が起き次第先生が飛んで来るので、気にし過ぎない。赤ちゃん頑張れと祈る。水を飲むように言われたので頑張って飲む。

 

16:00 陣痛時は声を出さなきゃいられなくなる。ベッドの両端を握って下半身に力が入らないようにする。さすがに看護師さんを呼ぶ。

内診。先生がごりごり広げるのでめっちゃ痛い。5cmくらいと言われる。

 

16:10 さっきよりものすごく痛い。内診でさらに広がったに違いない。先生を呼ぶ。

内診、7cmくらいと言われる。痛い。

力みたくなったら呼ぶように、と言われる。

(この時だけ出産が重なってバタバタしていた)

 

16:20 もう完全に力みたい。先生が内診する度に段階が進んでいる。

「分娩室に移動した方が良さそう」と看護師さん。点滴につかまりながら頑張って移動する。多分歩けるギリギリだったと思う。

 

16:30 分娩台に乗る。乗るのも辛いけど何とか自力で乗る。「はあああああ〜!」と叫んでいると、「ふーう、うん!ふーう、うん!」と言ってくるので、(あーじゃ無かったか...)とか考えながら呼吸を変える。

表面的には痛みでまったく冷静では無い。下半身が千切れそう。

 

2回くらい「ふーう、うん!」をやると、「お母さん、もう終わってますよ!」と看護師さん。

「え?」と混乱してしまい、叫び声は急に止められない。赤ちゃんって肩まで出ると突然痛いのが終わって、ずるずるーっとなし崩しに出てくる。「下を見て!」と言われたので言う通りにすると、赤ちゃんが出てくるのが見えた。

 

 

へその緒が一回首に巻いていると言われていましたが、変に力まなければ軽く外れるそうです。大体、3割くらいは絡まっているとか。

 

陣痛の時間が短かったために、上の子の時のように麻痺というか、あんまりハイにならず、裂けた会陰を縫われる時がとっても痛かった。というか、多分研修医?下手だった...。

こっちも頑張りモードは出産で使い果たしたので、チクチク刺されるのに「痛、痛、」と逃げ回る。

 

次の日、背中が筋肉痛になりました。上半身に力を入れ過ぎたようです。

 

 

 

 

メイドインアビス一巻。アニメも可愛いけど漫画も良い世界観。

 

 

その世界観に騙される…。

 

 

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前々から面白いと聞いていた、メイドインアビスの単行本を買いました!

アニメを2話見て即購入です。

 

ちょうど『ダンジョン飯』の全巻を本棚に入れたところだったので、潜る=「ダンジョンブームだなぁ」なんて安直な思いで読み始めました。そこここで狩りをしたりして、料理をするところもちょっと似ています。

 

食事シーンや生物図鑑が出てくるのは、作者が世界観を創り込んでいる証拠ですよね。異世界モノが流行っていますが、異世界を書く、描くのって、もうそれが趣味の域でないと難しいです。書きたいストーリーから思いついた場合には面倒くさい事この上ありません。だから量産される"転生"または"転移"。

肉っぽいものが出て来たら、「ふうん、これはチキンに似ているな」とか言っておけば良いんです。外国の料理を見てすら「うえー、あんなもん食いもんじゃない」「美味しくなさそう」とかあるのですから、"転移"の場合は食べれたものじゃないとか、アレルギーで死にかけるとかになりそうですけど。言葉も通じない場所でガチのサバイバル生活。

それをも乗り越える"転生"の設定はすごい。その地で生まれ変わる事によって、言語や身体に起こりそうな問題の説明を難なくクリア。ゲーム世界が舞台なのと大して変わらない状態でスタートできます。素人小説における発明ですね。

 

メイドインアビスのあらすじ 

 

話がずれましたがメイドインアビス。アニメと少し展開の違う箇所もありますが、概ね同じように進んでいます。アニメの展開もテンポ良く上手くまとまっていますが、漫画の方がより世界にのめり込ませるように計算されているように感じました。

 

世界で解明されていない唯一の場所、人々の憧れである大穴「アビス」。夢を求めて探窟家が集い、大穴の淵を覆うように広がる街「オース」。

アビスでは前文明の様々な道具が発見されており、より深い層ではより珍しい物が見つかる。

ただしアビスの中は危険な生物や、進むのも困難な道に加え、一度潜って上に戻ろうとすると呪いが降りかかるという鬼畜仕様。

酔って吐くという軽いものから、全身の穴から血が噴き出す、確実な死、とえげつないものまで。

 

孤児院に暮らす、アビスに憧れる少女リコは、第6層の深部まで到達した英雄、殲滅のライザの娘。孤児院の収入源である第一層の探窟中、深部にいるはずのモンスターに襲われた所を、アビスの底で造られたと思われる機械人形に助けられる。

頑丈さや武器以外、限りなく人に近い機能で造られた機械人形は記憶をなくしており、リコは彼をレグと呼ぶことにした。

ある日、アビスに姿を消したままのライザの遺留品が引き上げられる。

その中の一つのメモに記された、”奈落の底で待つ”。これが自分宛の、母からのメッセージだと信じたリコは、レグと共にアビスへ潜る決意をした。

 

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1巻の印象に騙される

 

可愛らしい絵柄に、個性あるキャラクター。

設定が良く練られている事が分かるやり取り。

アビスと言う得体のしれない、おそらく前文明的な場所への冒険。

キャラクターの頭身が低い絵柄と言うと、今期アニメがリメイクされる『魔法陣グルグル』や、『幻想大陸』なんかを懐かしく思い出しました。グルグルはともかく、可愛い絵柄のファンタジーって意外とダークだったりするんですよね…。