wazumi32のブログ

節約と、子育ての日々の記録です。趣味は漫画を読む事。家族のレジャーはバイク、旅行、キャンプ

ドラゴンクエスト11のやり込みが終わらない…やらない人の為のあらすじ2 ネタバレあり

魔道士ウルノーガを倒し、世界に平和を取り戻した勇者たちは聖地ラムダの宴に参加し、ベロニカの墓に集まっていた。

勇者は仲間たちと平和になった世界を回って見ることにした。ケトスから見た地上に今までになかった廃墟を発見し降り立ってみると、神の民の島によく似た廃墟であった。神秘の歯車を手に入れた一行は、それが鍵となる、時の精霊が守る忘却の塔に悠久の彼方に失われたものを復活させる力がある事を知り、ベロニカを復活させるために忘却の塔を訪れる。

 

とこしえの神殿に辿り着くと、時の精霊は、勇者の剣の力を使えば過去に戻る事が出来るが戻れるのは勇者一人だけだと告げた。仲間たちは勇者を止めようとするが、勇者の決意は固く過去へと旅立って行った。

 

戻ったのは命の大樹へ向かう前の聖地ラムダ。ベロニカが古の賢者に勇者を守る使命を果たす誓いを立てているところだった。長老の話を聞いている途中で消えた勇者を心配していた仲間たちは、勇者が未来より携えてきた物々しい大剣を見て不思議に思いつつも、命の大樹へと進む。

そしてあの時が訪れた。勇者の剣を手にしようとしたその瞬間、勇者はすべてを思い出し、尾行してきたホメロスの一撃を受け止める。元勇者の剣であった魔王の剣でホメロスの闇を打ち払い、ホメロスを倒した。今度こそ大樹にある勇者の剣を手に入れた勇者たち。デルカダール王はホメロスが闇に染まっていたことに驚き、デルカダール城で勇者を称える宴を催す。勇者を襲おうとしたデルカダール王だったが、取りついている魔導士ウルノーガの正体を暴かれ、ウルノーガは勇者に倒された。

 

正気を取り戻したデルカダール王とマルティナ王女が再会を果たし、取り戻した平和を喜んだのもつかの間。空から勇者の星がサマディーに落ちてくる。黒い精霊が勇者の星を引き寄せ、自らの肉体を取り戻そうとしていた。勇者の星は封印されし邪神ニズゼルファだったのだ。勇者たちがデルカダール王の命でデルカコスタの海岸へ様子を見に行くと、一行の前に預言者が姿を現し、ケトスと神の民の里の存在を教えた。

 

神の民は、神話を語った。かつて邪神ニズゼルファは命の大樹の力を狙い、世界を滅ぼそうとしていた。命の大樹が遣わした勇者ローシュは戦士ネルセン、賢者セニカ、魔法使いウラノスを仲間にし、勇者の剣をつくり邪神を倒したのだと言う。

 

倒したはずの邪神が何故復活しているのか、預言者はベロニカとセニカを導きの木の姿に変えて過去の記憶を見せた。

ローシュは邪神ニズゼルファにとどめをさそうとしていた。しかしその矢先、勇者の仲間であった魔法使いウラノスに裏切られて死んでしまう。ネルセンとセニカは邪神を封印する事には成功したが、勇者の力でなければ邪神を滅ぼす事は出来なかった。

その後、ネルセンはバンデルフォン王国を建国。ローシュの恋人であったセニカはローシュを復活させるために失われた時を求めたが、勇者の力でなければ過去に戻る事は出来ず、精霊に姿を変え時の番人として生きる事になった。

そして預言者は、自分が魔法使いウラノスだと告白した。勇者を殺せば力をやると邪神に囁かれ、気づいた時には勇者を殺していたのだと言う。悪を吸収したウラノスはウルノーガとなったが、善の心が預言者として勇者たちを導いていた。

 

邪神の復活で魔物があふれ、世界中に異変が起きていた。勇者たちはケトスの真の姿を目覚めさせ、ネルセンの残した迷宮で力を得て、禍々しい力に挑む。

ついに邪神は時を超えて滅ぼされた。

 

今度こそ平和を取り戻した勇者たちは、それぞれが自分の居場所に帰っていった。

ある日、イシの村にベロニカとセーニャが訪れる。

双子は、かつてセニカがしたように、勇者の剣を命の大樹に奉納するべきだと言った。その前に、勇者は忘却の塔に立ち寄った。時の番人に勇者の力が与えられ、元の姿を取り戻したセニカは勇者の剣を借りて過去のローシュの元へ消えた。

 

命の大樹に向かった三人が勇者の剣を捧げた時、聖竜が現れて勇者たちを称えた。

闇からニズゼルファは生まれ、聖竜は戦いの末に負けて命を落とした。しかし共に戦った神の民の願いにより聖竜は生き返り、命の大樹へ姿を変えてロトゼタシアの大地を創った。

勇者は”ロトの勇者”として語り継がれるだろう、と聖竜は言った。また闇から悪しき力は生まれるだろう。聖竜が闇に飲み込まれる事もあるかもしれない。しかしその時はまたその時代の勇者がこの剣を持って、闇の力に立ち向かうのだ。

 

 

 

ーそうして、この物語が伝説になった頃。

女性は本を読み終えると、二階へ上がって行った。

「かわいい坊や、起きなさい。今日ははじめてお城へ行く日でしょう?」

 

おわり