wazumi32のブログ

節約と、子育ての日々の記録です。趣味は漫画を読む事。家族のレジャーはバイク、旅行、キャンプ

悪い子じゃないもん...息子は3歳のイヤイヤ期

他所の子を側から見ていると、

 

「ちょっと怒りすぎなんじゃ...。」

とか、

「あの子、他の子よりしっかり出来てるのに...。」

 

と、口出ししたくなる場面があったりします。

 

子どもが可哀想、だけじゃなく、

怒ってるお母さんも悩んでいるのがわかるんですよね。

だから、

「そんなに怒らなくても良いんじゃない?」

と言ってあげたくなっちゃう。

 

しかし!

それは救われる言葉にはなりようもない。

自分の子育てが間違っているのか?という不安を増幅させ、よりイライラするだけなのです。

 

(言わなくて良かった...。)

 

それがわかったのは、自分の息子がその段階を迎えたから。

 

産まれたばかりの妹が大好きなお兄ちゃんですが、やっぱり寂しいだろうとスキンシップは取るようにしていました。

 

でも、

食事のクチャクチャ食べと箸を舐めるのを何度注意してもやる(日毎、回数は減少)

トイレに行きたくなくておしっこをちびる。

 

上の問題はそれぞれ、

最低限の食事のマナー。

トイレ?と聞いても「違う」と嘘をつく。

 

私の中で、「これだけは叱る」と決めているラインを何度も何度も越えてきます。

これだけは叱る、それは教育方針なので、見かけて見逃すわけにはいかない。

小賢しくなってきた子どもは、わがままを通したい欲と怒られるのが嫌の間をうろうろしている。

時間をとってがっつり話して、子どもがわかっていてくれても、行動が伴わないようなのです。合理的な判断が出来る子どもなんてそういないですよね。

 

叱ってばかりいると、怒りたくないのに怒らせる事に腹が立ってきます。

それで、小さな事にもイライラ苛々してしまう。ちょっと乗っかってくるとか、足にチューしてくるとか、テレビを見て返事をしないとか、赤ちゃんを強く触り過ぎているとか。

 

何で言われたことをやめないのか。

 

悩んでいた時、遊びの最中にトーチャンの目に子どもが指を突っ込んでしまいました。

「ぎゃー、目が!!」

と大げさにのたうちまわるトーチャン。

息子がごめんなさいをしないため、

「もう目が見えなくなる。救急車呼んで。」

と倒れていました。

 

すると、大泣きする息子。

「泣いたってどうにもならないでしょう、ごめんしなさい。」

と言うと、

「わざとじゃない...。」

と泣きわめきます。

それでしばらく泣いた後、

「僕は悪い子じゃないもん...。」

とポツリ。

 

しばらくしてごめんなさいをして、トーチャンの視力は無事に復活しました。( ´△`)

 

でも「悪い子じゃない」って言葉に、私は「ああ、そっか」と反省したんです。

 

最近人の話を聞かないことが多かったので、「悪い子だね」という怒り方をしたり、

どうしたら、と悩んで息子を見ているうちに、

「今のはわざと」「こういう時は嘘ついてる」と分析した事を話していたり、

息子が赤ちゃんに近づく度に、

じじばばやみんなが「優しく」「気を付けて」と毎回毎回言っていたり。

 

息子にしてみれば24時間、疑われて監視されているようなもの。

 

悪い子の前提で全てを見られていたのかな、と。

 

 

息子がやたら貼り付けたような笑顔を向けて来るので、「気持ち悪いヤツだな」と普通に捉えていたんですが、ごめんよ息子。

カーチャン、最近そういう笑顔を向けていなかったかもしれないね。

 

ちょっと意識して言葉かけを変えてみようと思いました。あと、口角を上げて笑うように。

本当は、息子より良い子はいないって思っているよ。